KIREI NOTE

07/FOOD

2021.02.26

幸せ溢れる一粒、世界一こだわったオーガニックショコラ。

ジャン=ミッシェル・モルトロー オーガニックショコラ

ショコラが美味しい季節ですね。まだまだ寒い日も多い今の季節、おうちで暖かいコーヒーや紅茶と一緒にショコラが食べたい!そんな方も多いのでは。

日本でブランドデビューして10周年、土に自然環境に作る人に、食べる人にとって優しいジャン=ミッシェル・モルトローのオーガニックショコラ。

今回は、ブランドの背景もぜひ知ってほしい!彼の情熱が詰まったエシカルなオーガニックショコラをご紹介します。

代々続くオーガニック農家で生まれたショコラティエ

フランス中西部、田園風景が広がるアンジーで生まれたジャン=ミッシェル・モルトローは、父も祖父も、オーガニック農家。畑や牧場で暮らし、食卓には農園の野菜、手づくりのパンやチーズがあふれ、自然に囲まれ育ったそうです。彼にとって、「オーガニック」はあたりまえの日常で、特別なことではないそう。

そんなジャン=ミッシェル・モルトローのつくるショコラは、カカオもカカオ以外の素材もすべてオーガニック。彼のショコラには、子供の頃から香りや味に親しんだオーガニックの素材とともに、自然への深い愛情や、家族と暮らした幸せな記憶が溶けこんでいます。

個性と素材のマリアージュを愉しむマリアージュ・デ・クル

マリアージュ・デ・クル 9個入り ¥2,808(税込)

マリアージュとは2種類の素材を組み合わせた時に、お互いの味や風味、香りなどに相乗効果がはたらき、最高に相性が良く、美味しい調和を生み出す関係のこと。人気のシリーズで、一番上の段がペルー産カカオとガナッシュ、真ん中の段が、ドミニカ共和国産カカオとプラリネ、一番下の段がタンザニアカカオとキャラメルの組み合わせになっています。

いくつか食べてみましょう!

一番左は、キャラメルフランボワーズ。フランボワーズの甘酸っぱさの後にキャラメルのほろ苦い甘みがあり味の変化を楽しめます。

左から2番目、ガナッシュ・パッションフルーツ。パッと口の中に広がるパッションフルーツの甘みと酸味が程よく、酸味のあるペルー産カカオとマッチしています。

その隣、ガナッシュ・シトロン・ヴェールは、ライムの果汁だけではなく皮のフレッシュ感も大事にした爽やかなガナッシュ。

一番右は、ローズ・クール・ブラン。可愛らしいハートのホワイトチョコの中にローズの香りフワッと広がりが華やでした。どれもひとつひとつ深く味わい愉しみたくなるショコラです。

個人的に一番好きだったのがこちら、プラリネ・ノワゼット・ドミニカ。

ヘーゼルナッツの香ばしさを感じられ、コーヒーと一緒に味わいたくなるショコラ。優雅な時間を与えてくれます。

彼の農園から関わるショコラづくりがスタートしたエデン農園のカカオを使用し、甘みと酸味の相性が非常に良いという個性を持ちます。

サステイナブルな方法で。自然とともに作るカカオの味

ショコラの特徴が書かれたカードやパッケージにも優しさが感じられます。

パッケージの素材は、環境負荷の軽減を考え森林認証紙を採用していて、同封されているカードには植林活動やカメルーンの村人たちが公正な取引によって自立できるよう、カカオのオーガニック農法導入や学校建設を支援していることが書かれています。

2018年にジャン=ミッシェル・モルトローが初めて訪れたドミニカ共和国のアグロフォレストリー農園、「エデン」。

カカオの生育には日光をほどよく遮る陰が必要で、気候や土壌の影響をダイレクトに受ける農作物なため、その豊かな香りも味わいも「自然が決める」そう。

オーガニック農法は簡単ではありませんが、育てる人も食べる人も安心できるショコラをつくるため、大変な努力もビオショコラティエとして「あたりまえのこと」と考えているそうです。

世界でいちばん優しいオーガニックショコラは、優しいハートを持つショコラティエがつくっていました。

みなさんはバレンタインデーやホワイトデーに、冬を楽しむショコラに、何を選びましたか?

美味しく、愉しい時間を与えてくれるショコラ。そのさきに更にどんな想いがあるかを知ると選び方が変わってくるかもしれませんね。

人にプレゼントをする時は、おいしさの秘密やブランドストーリーも一緒に伝えたくなりますね。

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