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07/FOOD
2019.11.26
BIO素材で体にも優しい 本場パリの絶品ブーランジェリー
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パンの本場、フランス。
パリに星の数ほどあるといわれるパン屋(ブーランジェリーの中で、パン好きなら一度は訪れてみたい地元民に大人気のブーランジェリーをご紹介します。
厳選されたBIO素材が味わえる ラ・メゾン ピシャール
やってきたのはメトロ6番線のCambronne(カンブロンヌ)駅。
エッフェル塔からも近いこちらの駅を降りてすぐに見える大通り・カンブロンヌ通りを駅とは反対側にひたすらまっすぐ南下。
歩いて8分ほどの場所に今回のブーランジェリーがあります。
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こちらのバス停が見えたらすぐ隣にブラーンジェリー「La maison Pichard(ラ・メゾン ピシャール)」があります。
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今回は焼きたてのパンをレポートしたいと思い、第2部のオープン時間である16時少し前に到着。
シャッターには、
[2016年パン・オ・ショコラコンクール 第1位][2017年クロワッサンコンクール 第1位]
[2018年タルト・オ・ポムコンクール 第2位]
こちらのお店、毎年パリで行われるブーランジェリーのコンクールの各部門で上位常連のようです。
つまり、味は間違いなくおいしいということ。
そしてもう一つの人気の秘密が、厳選したオーガニックの小麦を使用したパンを楽しめるということ。
主食だからこそ、毎日体に優しい素材を取り入れたいですよね♪
こちらを撮影している間にも、私の後ろにはオープンを待つ10人以上の行列が(いずれも綺麗なパリのマダムたちばかり)。
さて、ついにオープンしました。
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オープン直後からお店の中は人・人・人です。
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壁にはトロフィーとともに、クロワッサン部門ではAOP(美食フランスの認証制度。原料や品種、生産方法などのあらゆる品目の規定をクリアし、原産地が明確な商品の品質を認証するもの)の厳格な基準をクリアした中での堂々1位を獲得したという表記まで。
この国の人々が、いかに口にするものへのこだわりを持っているのかを垣間見ることができます。
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上にはABマークとともにBIOの文字が。
それにしてもおいしそうなパンたちばかり。
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バケットと並んで食卓によくならぶカンパーニュ(田舎パン)
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こちらは色とりどりのキッシュたち。昼時に人気のようです。
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フランスの伝統菓子、Flan(フラン)。パイ生地などを焼いた型に流し込んで焼いたシンプルなお菓子。
食感はプリンとタルトの間くらいのモチモチ感。フランスに訪れたらぜひ食べてほしい一品。
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おなじみカヌレもありました。おいしそう。
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タルトやケーキ類も充実しています。お孫さんの誕生日ケーキを予約して取りに来ていたマダムも見かけました。
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パリでは珍しい薪窯!パリパリの食感を味わえる
このお店が繁盛している一番の秘密はこちら。
パリでは珍しい薪窯で仕込んでいるのです。
薪窯で焼いたパンは表面はさっくり、中は絶妙なしっとり感が保たれており、絶品です。
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そしてお待ちかね、目玉のクロワッサンとパン・オ・ショコラです。
黄金色にかがやくクロワッサン・・・思わずよだれが出そうです。
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今回はコンクールで高く評価されたこちらのクロワッサン(1.1€/約132円)
パン・オ・ショコラ(1.3€/約156円)、
Pichardオリジナルのバケット(1€/約120円)、
タルト・オ・ポム(2.1€/約252円)をお持ち帰りです♪
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かなり大きいです!これで1€は破格!
まずはクロワッサンから。
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袋から取り出した瞬間から、芳醇なバターの香りが突き抜けます。
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一口食べた瞬間に思わず笑みがこぼれてしまいました。
パリに住み始めてから20店舗以上のブーランジェリーに足を運んでいますが、こちらのクロワッサンは間違いなく3本の指に入る絶品クロワッサンです。
バターの味がこんなにも上品に味わえて、しっとり感とサクッと感が共存しているクロワッサンは他では味わうことがなかなかできません。
同じようにパン・オ・クロワッサン。
以前知人から「ここのパン・オ・クロワッサンを食べたら他のお店で食べられないよ〜」と教えてもらったのですが、クロワッサンの生地と絶妙な配分のチョコレート。
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半分に切ってみると、普通のパン・オ・ショコラに比べて、少しチョコレートが控えめな印象。
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一口食べたあと、知人の言っていた意味がよく理解できました(笑)
おいしい!そしてチョコレートの量が本当に程よいんです。
チョコの風味のあとにはあの芳醇なバターの香りが鼻に抜けていきます。
生きていてよかったな〜と小さな幸せを感じる瞬間です。
バケットは、フランス流にサラミと一緒にいただきました。
一口目のザクっと崩れおちるクラストの音とともに、中のしっとり生地が印象的なバケット。
バケットは小麦・水・塩とイーストの4つのみで作られるシンプルなレシピなのに、なんでこんなに奥が深いのでしょうか。
厳選された素材で作られた生地があの薪窯でこんがり焼かれたことを想像しながら、あっといういう間に食べきってしまいました。
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最後にタルト・オ・ポム。
ポム=りんごの意味で、りんごパイのことを指します。
このタルト・オ・ポムもほとんどのブーランジェリーで見かける定番商品です。
こちらのタルト・オ・ポムは、薄めの生地がさくっとしていて軽いのが印象的です。
またほどよい量のりんごが甘酸っぱく、とてもおいしかったです。
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La maison Pichard、いかがでしたか?
特にパン好きの方は、パリにいらっしゃった際にはぜひ食べてみてください。
それからまだまだパリにはたくさんのBIO素材で勝負しているブーランジェリーがあるので、
引き続きレポートしたいと思います!